名古屋・岐阜で20代・30代の女性婚活をサポートする結婚相談所ブライダルサロンZEROカウンセラーのmarikoです。
今回はシンデレラコンプレックスについてです。
シンデレラコンプレックスとは?
男性に高い理想を追い求め続ける、女性の潜在意識にある『依存的願望』を指摘したシンドロームの名称です。
童話シンデレラのように、女性は今日もなお、白馬に乗った素敵な王子様がどこからか現れて、迷える自分の人生を変えてくれるのを待ち続けている、として名付けられました。
残念ですが大人になった今、それは幻想でしかすぎません。現実の社会では、女性は男女平等の意識で様々な分野で社会進出し、活躍しています。
しかし、婚活の現場ではどうでしょうか。
時折このシンデレラ・コンプレックスが原因で婚活がうまくいかないのでは、と考えられる方がいます。
目の前の男性に対しあれがダメ、ここが気になるとジャッジをしたり
「この人は私を幸せにしてくれる男性だろうか」と吟味したりする。
これを悪いことだと否定はしませんが、自分の思い通りになるような完璧な人はいません。
そういった女性は相手から与えてもらうことばかり考えています。
本来結婚は2人で築き上げていくものですよね。
目の前の男性に対して「この人を幸せにしたい、支えたいという気持ちになるのかな」と思ったり、相手はなぜこの行動をとったのだろうと考えてみたり、価値観の違いを理解しようと努力したり・・・
そんな歩み寄りの精神が足りていないのではないかと思うことがあります。
壇蜜さんから学ぶ
昨年11月のことですが、タレントの壇蜜さんが結婚を発表されましたね。
私はその時の言葉が今でもすごく心に残っています。
「私にとって「ちゃんと生きられる」の意味は、経済的・精神的に自立して生きられるということです。ひとりで生きられないから結婚するのではなく、自分ひとりでも生きられる自信がついたから誰かと一緒にいられるようになった」
なんて素敵な女性なんだろうと思いました。
見た目だけでなく内面も美しく、かっこいい。
まさにいい女だなと。
SNSのコメントでは、壇蜜さんの言葉は婚活だけでなく人間関係の極意が詰まっていると絶賛する方が多くいらっしゃいました。
他社に依存している段階では、結婚していても友達がたくさんいても、寂しさを感じたまま。
結果他者に期待して、人間関係を壊してしまうことがあります。
もしこのシンデレラ・コンプレックスを抱えた状態で結婚したとしても、パートナーを1人の人間としてではなく寄り掛かる、依存する相手として使ってしまい、相手を尊重して支える本来の関係が築けなくなってしまうのではないでしょうか。
そして相手に頼るしか選択肢がないので、自由が少なくなって我慢したり、卑屈になったりすることも。
経済的、精神的に自立していれば相手の表面ではなく、相手の本質というもっとも重要な部分が見れるので、幸せな結婚ができます。
結婚=幸せ?
周りの友達が次々と結婚していくと焦ったり、孤独を感じたり
仕事が上手くいかなかったりすると
「私も早く結婚して幸せになりたい、早く仕事をやめて専業主婦になりたい」
そう考えてしまう時もありますよね。
しかし
結婚=幸せ
ではありません。
結婚したら幸せになれる人は
自立できていて、自分はもちろん周りの人を幸せにできるような人が幸せになれる
のだと思います。
旦那さんと仲良く素敵な夫婦関係を築いていけば確実に自分の幸福度も上がります。
そのためにはまず自分を大切に、たくさん愛してあげましょう。
その溢れた愛が、相手を幸せにできます。
誰かが私を幸せにしてくれる
と期待する前に
まずは自分で自分のことを幸せにしてあげてください。
「今の自分の状況から幸せになるためには、どのようなアクションを起こそうか」
「何をしているときが楽しくワクワクして幸せを感じられるのか」
と考えみたり、そこに向かって努力をするのは楽しく素晴らしい時間になるはずです✨
最愛のパートナーを本気で見つけたいなら、自分自身を見つめ直してみてください。
そして相手を尊重し歩み寄る気持ちを忘れないことが、婚活を成就させる秘訣です。
一人でも多くの方が最愛のパートナーと巡り合い、幸せな結婚ができることを心から願っています。